80歳でツイッター♪ はじめたばかりで、挫折?
あやの里だより №32 2020年8月23日
80歳でツイッター♪
はじめたばかりで、挫折?
ときどき、若いお友だちのU子さんが、お嬢ちゃんのRちゃんを連れて遊びにきてくれます。
福島原発事故の後、東京から避難して見えた人です。東京にも、当時、相当放射性物質が降下していたんですね。
当時、まだ3歳くらいだったお嬢ちゃんも、事故後9年たって、今年中学1年生になりました。
U子さんは、私にとって、とても元気の出る、賢い友だちです。うちの娘もそうなんですが、彼女ら、若い世代(と言っても50歳前後ですが)は、未来に希望を持っているんですね。
コロナ後、様子が変わってきた、と彼女は言います。いい方向への流れが始まっていると。
中一のRちゃんの学校で、何の時間でしたか、生徒たちが「ジョーモン時代のほうがいい」と言ったそうです。へえ、そうなのか、と思いました。
子どもたちも、今の競争一点張りの、息苦しい時代への拒否感があるのですね。
これは、まっとうな感覚です。
このRちゃんとも、友だちです。Rちゃんも、かしこい、たのもしいお嬢ちゃんなんです。将来の夢は、首相になること! そうなったらいいですねえ。
このU子さんから、先日、ツイッターを勧められたんですね。
ツイッターというものがあることは知っていましたが、自分には無縁だと思っていました。でも、そのほうがブログの読者も増えますよ、とのことで、試してみたら、ものすごく簡単だということがわかりました。
何かしら「書く」のは、自分の中にいろいろたまってくるものを、吐き出したいからですが、おしゃべりと同じで、読んでくれる相手がほしいわけですね。
「書く」のは、しゃべるよりも、複雑なことを吐き出せます。自分の中にもやもやたまっているものを、整理する意味もある。
生きる上では、だれしも何かしらの違和感を感じながら生きているわけですが、齢(よわい)80歳となって、ますます違和感深まっている。
それを、できれば多くの人と共有したいと思う…、そういう感じでしょうか。
ところが、ブログやツイッターを始めると、パソコンに向かう時間が増えてしまいました。
なんだか、前より目が悪くなってきたような気がしていました。
そのうち、いやに歯がしみるようになってきました。
2週間たっても治らないので、歯医者に行ってみましたら、この歯痛は、虫歯ではなく、肩こりから、肩こりは目からきている、と言われました。
そういえば、最近、今までなかったような頭痛も時おりありました。別にストレスもないのに、なんで肩が凝るんやろ(大阪弁)、と思っていました。
すべてが衰えるこの年齢になって、新しいことを始めた罰なんでしょうかね。
やりだすと、夢中になる性質なので、だめなんですね。
おまけにコロナで、書きたいことは増えるし、出かけるのは減るしで、パソコンに向かうことが増えたんです。
ブログ、と言っても、公開するまでに、何日かあたためておきます。言い足りなかったり、まちがったことを言ってもいけないので、何度も書き直します。
自己紹介でも書いていますが、「平和の種」という隔月刊の冊子の編集もしています。一人でやっているのではないのですが、その仕事も始まったんですね。この編集という仕事、なかなかやっかいで、結構時間がかかります。
歯医者さんに行って、歯痛のわけがわかってからは、パソコンに向かう時間を減らしていますが、それでも肩こりと歯痛は治りません。鈍痛があるって、いやなものです。歳をとるって、こういうことなんですね。
「年はとりたくないね」と、実家「あやの里」のお隣のおばさんがよく言われていました。ご養子とりだったので、生まれもここ。山の中。藁ぶき屋根をトタンで覆ってある古い民家です。農家のならいで、トイレは外にあります。
お連れ合いを20年ほど前に亡くされてからも、96歳まで一人暮らしでした。98歳の今は、施設で過ごされていますが、とても気丈で、はたらきもの。それはそれは、しっかりした方でした。昔の人って、ほんとにすごい!
お若い頃、と言えば、もう80年近く前になるでしょうか。結婚前まで、福島県の紡績工場で、女工さんたちの先生をしてらしたのです。80歳ごろまで、紡績工場の元先生なかまで、時々遊びに出かけていらっしゃいました。
わたしも娘もよくお茶をごちそうになって、そんなおもしろい話をたくさん聞きました。お野菜などもどれだけいただいたか知れません。
時は止められません。
ブログもツイッターも、はじめたばかりで早くも挫折しそうですが、まだお隣のおばさんよりは多少若いので、あとしばらくの間発信していこうと思います。